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4STジャイロキャノピー・4STジャイロXのリミッター解除

4STジャイロX i-mapインジェクションコントローラー@
4STジャイロX i-mapインジェクションコントローラー@

FI車両にスポーツマフラーやパワーフィルターを装着した場合、燃料噴射量が不足してパワーダウンしてしまいます。4STのジャイロも純正の ECUがFI(燃料噴射)をコントロールしている為、社外マフラーやパワーフィルターを取付ると大幅にパワーダウンしてしまいます。

これを回避するには、KITACOから販売されている i-mapインジェクションコントローラー を取付て燃料噴射量を増やすしかありません。このi-mapを取り付けることでECUの回転数リミッターを解除し8000回転以上回すことができます。

このi-mapインジェクションコントローラーを取付てリミッター解除可能なのは、
ジャイロX(TD02-10〜から始まるフレームナンバーの車両)
ジャイロキャノピー(TA03-10〜から始まるフレームナンバーの車両)
の4STジャイロの前期型になります。後期型は、スピードリミッターが組まれているので、この方法では、リミッター解除できません。

ズーマー用 I-mapの設定マップ
DIPスイッチ@ レブリミット回転数 9000rpm
DIPスイッチA レブリミット回転数 9500rpm
DIPスイッチB レブリミット回転数 10000rpm
DIPスイッチC ユーザー設定マップ領域
DIPスイッチ@〜Bは、KITACO デジタコーンマフラー&エアークリーナ装着車用に設定されているマップで、ズーマー用のi-mapインジェクションコントローラーを4STジャイロに取り付ける場合は、車外マフラーとパワーフィルターに交換するか、車両環境に合わせてユーザ設定マップを作成します。

KITACO i-mapインジェクションコントローラーの取付

4STジャイロX i-mapインジェクションコントローラー リミッター解除
4STジャイロX i-mapインジェクションコントローラー リミッター解除

このi-mapインジェクションコントローラーは、ジャイロ用がありませんので、ホンダの50ccスクーターだとズーマー用しかないので、これを使用して取り付けます。問題はi-mapの配線をECUの配線のどの線に割りこませるかで、ジャイロX(FI)の場合は、スーマー(FI)の配線コードの色がほぼ同じなので、下記表を参考ください。

ECUとズーマ用のi-mapの接続配線表@
カプラ色 ZOOMER(ECU) GYRO(ECU) i-map
黒色 桃色/青色 内緒 ※@ 灰色(ECU側)・白色(本線側)※A
灰色 黄色/青色 黄色/青色 橙色(割込接続)
黒色 桃色/黒色 桃色/黒色 青色(割込接続)
灰色 青色/黄色 青色/黄色 黄色(割込接続)
黒色 青色/緑色 青色/緑色 黒色(ECU側)・黒色(本線側) ※B
黒色 赤色/緑色 赤色/緑色 赤色(割込接続)

※@:ここのコード色がポイントです。イン△▽△タに繋がっている線ですよ。
※A:ECU側の※@配線とi-map灰色線、イン△▽△ターから来ている※@配線と白色線。
※B:マイナスアースなので、2本ともバッテリのマイナスへ繋いでもOKです。

ECUとズーマ用のi-mapの接続配線表A
i-map配線色 4STジャイロのECU配線色 4STジャイロのECUの接続先
灰色・白色 黒色カプラー:内緒 ※@ イン△▽△タ
橙色 灰色カプラー:黄色/青色 センサーユニット
青色 黒色カプラー:桃色/黒色 PGM-FI警告灯
黄色 灰色カプラー:青色/黄色 ACジェネレーター
黒色 黒色カプラー:青色/緑色 サービスチエックカプラ
赤色 黒色カプラー:赤色/緑色 スターターリレー

注@ :サービスマニュアルの配線表を理解できる方は、挑戦してみてください。
注A:接続先を間違えるとECUが壊れます。

4STジャイロX i-mapインジェクションコントローラー

4STのジャイロXに取付た i-mapインジェクションコントローラーですが、取り付けていた社外マフラーの排気音が重低音に変わりました。ガソリン噴射量が増えたことがわかります。

0〜40kmまでの鈍い加速が解消し65km位まで加速するようになりました。設定マップは、DIPスイッチBでの結果です。

タコメーターを付けていないので、実際の回転数は不明ですが、 i-mapインジェクションコントローラーを取り付ける前は、55kmぐいしか出なかったので、プラス10kmスピードが出ています。後は、駆動系のセッティングでウエイトローラーを少し軽くした方がいいかもしれません。

故障診断データーの消去方法

サービスチェックカプラの短絡
ジャイロXのサービスチェックカプラ

i-mapインジェクションコントローラーを取付けた時に、PGM-FI警告灯で異常がないか確認しますが、問題なくエンジンが始動しても、何らかの故障診断データーが残っている場合がありECUがセーフモードで起動していることがあるので、念の為、故障診断データーの消去します。

サービスカプラは、4Pで赤のタミーカプラーが付いています。ジャイロキャノピーは、荷台のフレーム右側を下から覗くと見えます。ジャイロXは、バッテリーの横にあるヒューズボックスの下辺りにぶら下がっています。

消去方法は、
@メインスイッチをOFFにします。
Aサービスチェックカプラ(ECUの近くにあります)をジャンパ線で短絡させます。
 (青/緑色線と茶色線を短絡)
BメインスイッチをONにします。
Cジャンパ線を外します。
DPGM-FI警告灯が5秒程点滅しますので、点滅している間に再度ジャンパ線を短絡させます。
E PGM-FI警告灯が消え、その後短い点滅が始まれば故障診断データーの消去完了。

注:EでPGM-FI警告灯点灯したり、短い点滅が始らない場合は、故障診断データーが消去されていないので、@〜Eの作業を再度行います。

スロットル開度センサーのリセット方法

スロットル開度センサーの短絡
ジャイロXのスロットル開度センサー

4STジャイロに i-mapインジェクションコントローラーの取付やマフラー、パワーフィルターなどを取り付けた場合、スロットル開度センサーのリセットが必要です。これは、スロットルバルブの全閉位置を学習させる為で、以前の学習をリセットすることで、現在の環境を学習させます。

リセット方法は、
@故障診断データーを消去します。(上記参照)
A水温センサーのカプラ(2P)を外して短絡させます。
 (緑/黒線と桃色線をジャンパ線を短絡)
BメインスイッチをONにする。
PGM-FI警告灯が短い点滅が始まりますので、10秒以内にジャンパ線を外します。
C PGM-FI警告灯が短い点滅が始まれば、スロットルバルブの全閉位置を学習準備が完了。
D水温センサーのカプラを元に戻します。
E5〜10分程アイドリングにします。
 (まずは、エンジンが冷えた状態から暖まる状態までを学習させます。)
F後は、通常走行で学習していきます。

注:CでPGM-FI警告灯が点灯した場合は、スロットルバルブの全閉位置を学習されていないので@〜Cの作業を再度行います。

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